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アメリカン・ロックが死んだ日 (トム・ペティ追悼) ♪Insider / Tom Petty & The Heartbreakers  [この曲に泣け!]


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#62 アメリカン・ロックが死んだ日 - トム・ペティ追悼

Insider / Tom Petty & The Heartbreakers (duet with Stevie Nicks)

Hard Promises.jpg
from the album "Hard Promises" (1981)


普段YouTubeをそんなに観るわけでもない私だが、偶然見つけたUKロック・バンドのコールドプレイ(Coldplay)の最新コンサート映像で黙祷の後に"Free Fallin'"をいきなり演奏し始めた。
「え?」
「Free Fallin'?」
「ちょっと待て、え? 黙祷してたよな? さっき・・・」
すぐさま、Tom Pettyで検索。
Googleの検索結果最上部に表示された表題が、"Rest In Peace Tom Petty: 1950 - 2017"
「おい、まじかよ・・・」

10月3日にトム・ペティ(Tom Petty)が逝去されたそうだ。享年66歳。
悲しいことに日本では全く地名度がないので、ニュースにもならず気づかなかったが・・・。

(getty images)



ここ数年、偉大なロック・スターの訃報が止む事がないが、私にとってはトム・ペティはかなりの衝撃でした。
中学・高校と多感な時期に聴きまくったミュージシャンです。
あの疾走するようなアメリカン・ロックはあの時代の彼以降、巡りあった事がない。
(トム自体も音楽の嗜好が変化し、落ち着いた感のサウンドになり・・・それはそれで良かったのだけれど。)

今日の1曲は「疾走3部作」と呼ばれている(私が言ってるだけですが)、"Damn The Torpedoes""Hard Promises""Long After Dark"の中から選曲しようと思い、 迷いに迷った末、"ハード・プロミス(Hard Promises)"収録の"インサイダー(Insider)"にしました。

アルバム"ハード・プロミス(Hard Promises)"は1981年に発表された4thアルバムです。
前作"破壊(Damn The Torpedoes)"がビルボード誌の年間チャート5位に入るヒット作となり、次作として注目されていたアルバムです。
以前にも同作からThe Waitingを紹介しましたが、このアルバムは評価が分かれるアルバムでした。
私としては抜群に良いアルバムなのですが、少し暗い曲調の曲が多く、前作のような明るい疾走感が多少影を潜めていたからです。

しかしながら、私が思うにこのアルバムのソング・ライティングはその後の彼ら(あえて彼らと表現します)のアルバムを通してもピカイチの部類です。
余談ですが、この時期の彼らのアルバムのプロデューサーはジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)、アップル傘下のあの「Beats」の創業者です。

紹介する曲"Insider"フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)スティービー・ニックス(Stevie Nicks)をゲストに迎えたデュエット曲です。
シングル・カットこそされてませんが、このアルバムの核になっている曲です。
アルバム・タイトルもこの曲の歌詞からとられています。

トムとハートブレイカーズ(Heartbreakers)の面々がスティービーの1stソロ・アルバム"麗しのベラ・ドンナ(Bella Donna)""嘆きの天使(Stop Draggin' My Heart Around)"でデュエット・演奏で参加し(曲も提供)、そのお返しとして今度はスティービーがトムのアルバムに参加した形になっています。
ちなみにスティービーの次作"The Wild Heart"でもトムとのデュエットを聴く事ができます。

"Insider"はトムが書いた曲の中でも屈指の名曲だと思います。

Rest In Peace Tom Petty

::: スティビーも若くて綺麗ですねw。 :::





BRIAN'S SOAPBOX: TOM PETTY R.I.P."Shocked and so sad at the passing of Tom Petty. R.I.P. Bri" ... http://bit.ly/2ykC2sX BBC: http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-41475013[Pic: Santiago Covarrubias]

Brian May さんの投稿  2017年10月3日(火)


Devastating news about #TomPetty A profound loss. Sad sad day today. RIP

Slashさん(@slash)がシェアした投稿 -




Remembering Tom today with one of our favourites...

Ginger Baker さんの投稿 2017年10月3日(火)


Can't believe this. Always love you Tom...

Brian Setzerさんの投稿 2017年10月2日(月)



Rest In Peace Tom Tom, I'm sure you heard how great your last show was. Everyone was talking about your happiness and...

Neil Youngさんの投稿 2017年10月3日(火)


I am so saddened by the news of Tom Petty's death. Beside being a genius musician and songwriter, he was the sweetest of...

Lenny Kravitzさんの投稿 2017年10月3日(火)


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この声に泣かずにいられない ♩March of Time / Aimer(エメ)  [この曲に泣け!]


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#58 この声に泣かずにいられない

March of Time / Aimer(エメ)

BEST SELECTION blanc.jpg
from the album 『BEST SELECTION “blanc" 』(2017)


今日本で一番癒される声質の持ち主だと思われる女性シンガー"Aimer(エメ)"さんを紹介します。
デビューはは2011年です。
メディアへの露出はほとんど無い方ですので(最近は少しあるようですね)、デビュー当時はそれほどでもなかったですがタイアップ等も多く、最近はかなり知名度が高いのでご存知の方も多いでしょう。

Aimer.jpg

一度聴いたら忘れられない、奇跡とも言えるその声質に魅了されます。
彼女は10代の頃に声帯を痛め、それが原因で今の声質になったと言われていますが、完治した場合に今の声質が失われる可能性もあるとか。
初めて聴いたのは偶然MTVで流れた"あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜"で、MV自体も衝撃でしたがその声にすぐ虜になりました。
それ以来、彼女の曲は事前に聴くまでもなく全て購入しています。

うまく説明できないのですが、歌声からくるその世界に引き込まれ、それが心地よく涙が溢れて止まりません。
いい歳した大人が彼女の曲を聴くたびいつも泣いていますw

アニメのタイアップ曲が多いことから、レンタルショップではアニメ歌手に分類されてる事もあったりしますがちょっと違いますよね。| `Д´|ノ
重厚感のある曲からアコーステッィックな曲までバラエティに富んでいて、表現力も高いんだと思います。
最近はワンオクを始め色んなアーティストと交流しておりますが、私としては阿部真央が提供した楽曲”words”が彼女に合っていて秀逸だと思っております。

今日は発売されたばかりの最新のベストアルバム(2枚同時発売ですが)からの新曲、"March of Time"です。
ちょっと切ないですが前に進もうと思わせる春っぽい楽曲です。

今の時期に日向ぼっこしながら聴きたい曲です。

♪Aimer 『March of Time』 (5月3日発売BEST ALBUM新録曲・JAL日本航空 企業広告『只今、JALで移動中。3月の校庭篇』使用楽曲)

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ファッキン・スペシャル ♪Creep / Radiohead  [この曲に泣け!]


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#57 ファッキン・スペシャル

Creep / Radiohead

Pablo Honey.jpg
from the album "Pablo Haney" (1992)


レディオヘッド(Radiohead)の出世作、名曲"クリープ(Creep)"を紹介します。
サビに入る直前に入る「ガコッ、ガコッ」というギター音があまりにも有名です。
ファンの中でもこの曲を1番好きな曲にあげる人が圧倒的に多いのではなかろうかと思うわけですが、ごく一部の例外はあるものの彼らは長年この曲のライヴ演奏を封印しておりました。
ライヴでこの曲が解禁になったのはつい最近の話です。
彼らが封印していた最大の理由は、この曲があまりにも有名になりすぎバンドの重荷になった事だと言われています。
この曲はデビュー・アルバム"パブロ・ハニー(Pablo Honey)"に収録されていますが、"クリープ"以外は目立ったヒットもなく、それが彼らの足枷になったのだとか。

しかしながら、レディオヘッドは次作"ザ・ベンズ(The Bends)"、3rd アルバム"OK コンピューター(OK Computer)"と一発屋でない事を証明し、、90年代以降のロック・シーンを牽引するバンドとなります。

「孤高の詩人」と呼ばれるフロント・マン、トム・ヨーク(Thom Yorke)が書く詩が悲観的でネガティブで賛否両論ありますが、個人的には一度は深く味わって欲しいなと思います。
クリープももちろんそういう意味では御多分に洩れず悲観的で自虐的な内容でして、オススメなわけですw
ベースは好きな女性の事を歌った内容なのですが、自分を必要以上に蔑むという思考が何かものすごく共感めいたものがあります。
若い頃、皆こういう想いを抱きつつ青春してませんでしたか? (*/∇\*)

私は大して英語が得意なわけではありませんが、いろんな人の訳を参考に私なりの日本語訳を記しておきます。
これがトム・ヨークなんです。

::: トム・ヨーク(Thom Yorke) (1993/10) :::
(getty images)


=== Creep (超訳) ===

When you were here before
君がここにいた頃は
Couldn't look you in the eye
目さえ合わせられなかった
You're just like an angel
君はまるで天使で
Your skin makes me cry
その透き通った肌に僕は泣きそうになるんだ

You float like a feather
君は天使が羽根を使うように
In a beautiful world
この美しい世界に浮かんでいる
I wish I was special
僕は特別でありたかった
You're so fucking special
君があまりにも特別だから

But I'm a creep
だけど、僕はしょうもない男で
I'm a weirdo
このとおり、変な奴だろ
What the hell am I doing here?
あぁ、一体ここで僕は何をしてるんだ?
I don't belong here
ここは僕の居場所じゃないはずなのに

I don't care if it hurts
傷ついたって構わないさ
I want to have control
思い通りになるのなら
I want a perfect body
完璧な体と
I want a perfect soul
完璧な心が欲しい

I want you to notice
僕が近くからいなくなったら
when I'm not around
君は気づいてくれるかい?
You're so fucking special
君はどうしようもなく特別だから
I wish I was special
僕は特別でありたいと願ったんだ

But I'm a creep
でも、僕は気味の悪い男で
I'm a weirdo
ほら、変わってるだろ
What the hell am I doing here?
くそ、一体ここで僕は何をしてるんだ?
I don't belong here
ここに居場所なんかないのに

She's running out again
彼女がまた離れていく
She's running out
走り去って行ってしまう
She runs runs runs runs
どんどん去っていってしまう、あぁ、いなくなってしまう

Whatever makes you happy
君を幸せにできるこの世のすべての物を
Whatever you want
君が望むこの世のすべての物を与えたい
You're so fucking special
君は狂おしいほど特別だから
I wish I was special
僕は特別になりたかった

But I'm a creep
でも、僕は気味が悪い男で
I'm a weirdo
変人なんだ
What the hell am I doing here?
おいおい、一体ここで僕は何をしてるんだ?
I don't belong here
ここは僕の居場所なんかじゃないのに

I don't belong here
僕はここに居てはいけないのに


余談ですが、この"クリープ"のアコースティック・バージョンがシングル"My Iron Lung"に収録されています。
荒削りですが、かなりエモーショナルな演奏ですので一度は聴いて置いて損はありません。
個人的には、こちらの方が良いかもしれません。

My Iron Lung.jpg
from the single "My Iron Lung" (1994)

最近、クリープを聴くと泣けてくるのは何故だろう・・・

♪Creep

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