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ジュリーの代表曲の器でありながら・・・ ♪ヤマトより愛をこめて / 沢田研二  [墓場まで持っていけ!]


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#51 ジュリーの代表曲の器でありながら・・・

ヤマトより愛をこめて / 沢田研二

今度は、華麗な宴にどうぞ。.jpg
from the album "今度は、華麗な宴にどうぞ。" (1978)

ヤマトより愛をこめて - シングル.jpg
from the single "ヤマトより愛をこめて" (1978)


今の40代後半から50代前半辺りのオヤジ連中には、ついつい目頭が熱くなってしまうアニメがあります。
70年代後半に社会ブームにまでなった伝説的アニメ「宇宙戦艦ヤマト」です。

今や社会的地位を築きあげたと言ってもいいアニメというジャンルを超えた存在の「機動戦士ガンダム」から遡ること僅か数年。
ガンダム風に申せば、ファーストヤマトはTVシリーズの再放送で火が付き、あまりの人気のため劇場用に再編集されたものが全国の映画館で公開されました。

小学生・中学生のみならず、大学生や大人を巻き込んだ人気というのもガンダムに通じるものがありました。

当時のアニメで、TVシリーズで放映された物が映画化されるというような事はまずなかったと思います。
(「あしたのジョー」とか該当するかもしれません・・こちらも社会的ブームとなったアニメですから例外です。)
まして新作でも何でもなく、ただ再編集(もちろん新カットなし)の代物です。

それにも関わらず、映画館は毎日長蛇の列でほぼ立ち観状態だと報道されてました。
私も公開後1週間辺りで映画館へ足を運びましたが、座れず最後列の座席の背後にある手すりに掴まりながら観た記憶があります。
当時の映画館は今のように座席指定とかはなく、順番に座って席がなければ立って観るのが普通でした。
子供には辛いんですよね、立って観るのは背の高い大人が邪魔で場所によっては見えないんです。(´Д`。)

<ファーストヤマトの劇場版公開から1年後、新たに劇場版第2弾として製作された「さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たち-」が公開されます。
映画の内容自体に触れるのはまたの機会にしますが、あの頃小学生だった私にはストーリーがあまりにも想定外でした。
しばらく現実の世界に戻ってこれなかった記憶があります。

「ヤマトより愛をこめて」は、1978年8月に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たち-」のエンディング・テーマです。
これまた、人気絶頂期のジュリーこと沢田研二が歌っております。

今のようにアニソンと言われるほどのジャンル確率はまだなく、アニメソングを歌う人はどちらかと言えば地位が低く見られた時代です。
子供ながらに、そういうのってやはり分かりますからね。
そういう時代にジュリーが歌うと分かった時は「ヤマトすげー」と思っものです。

ですが、やはりというか何故というか、この曲を発売した1ヶ月後には、年末の賞取りに向け勝負曲と言われた新曲「LOVE(抱きしめたい)」を早くも発表。
「ヤマトより・・・」は単に映画タイアップ曲だったという位置付けだったのか事務所の方針だったのかどうかは分かりませんが、「やっぱりアニメ・ソングは堂々と歌わないの?」そんな事を考えずには入られませんでした。
テレビでも毎日のようにジュリーを観る事はあっても、このヤマトの曲を歌うジュリーを観た記憶は私はほとんどありません。
ヤマトとジュリーが好きだったので、ジュリーがヤマトを歌わない事で悲しい気持ちになった思い出があります。

ただこれだけは言えます。
「ヤマトより愛をこめて」は、ジュリーの曲の中でも珠玉の名曲です。
もっとちゃんとした扱いがなされていれば、ジュリーの代表曲になっていたでしょう。
私は今でもそう思ってます。

イントロのピアノのメロディを聴くたびに、小学生だった頃の思い出が蘇り涙がこぼれます。

ヤマトか・・何もかも、みな懐かしい・・・

さらば宇宙戦艦ヤマト - ポスターA.jpg
::: 今でも実家に貼ってあるポスター :::

さらば宇宙戦艦ヤマト - ポスターB.jpg
::: 松本零士が描く女性像に魅了されたものです。 :::

2017/04/13 追記
リメイク版が製作されたようです。
エンディング・テーマは『ヤマトより愛を込めて』です。
一度観てみるかな。

♪『2202』上映記念 ヤマトより愛をこめてPV

1"02"あたりから曲が始まります。フルコーラス版が欲しいものです。


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殿下永眠 ♪When Doves Cry / Prince & The Revolution  [墓場まで持っていけ!]


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#45 殿下永眠

When Doves Cry / Prince & The Revolution

Purple Rain.jpg
from the album "Purple Rain (Soundtrack)" (1984)


かなり久しぶりの更新です。
ほぼ放置状態だったこのブログですが、4月21日に全世界を駆け抜けた記事を見てどうしても書いておきたくなりました。
と言いましても、もう1週間以上経過してますけども。( ̄- ̄;

4月21日、そうです殿下ことプリンス(Prince)が永眠されました。
今年は本当に大物ミュージシャンの訃報が多いです。
日本でも大々的に報じられましたボウイを筆頭にイーグルスのグレン、それからEW&F(Earth, Wind & Fire)のモーリスも亡くなられてますよね。
ただ殿下はまだ57歳でしたから・・・個人的にはかなりショックです。

MTVなど音楽専門チャンネルではあちらこちらで追悼番組が組まれたりしてるみたいです。
先日グアムに行ってまいりましたが、ハードロックカフェでも殿下のビデオ・クリップが頻繁に流れておりました。
それぞれの番組の具体的な選曲までは知りませんが、殿下の代表曲と言えばやはりこれではないでしょうか。
そうです、"ビートに抱かれて(When Doves Cry)"です。
1984年発表のサントラ・アルバム"パープル・レイン(Purple.Rain)"収録のリード・シングルで泣く子も黙る超名曲です。

邦題が「ビート抱かれて」とありますが、歌詞は意味深である行為の最中を歌っているとされています

さすが殿下、なかなか出来ない。

初めてこの曲を聴いた時の衝撃は、今でもハッキリ覚えてます。
冒頭の速弾きギター・ソロから始まるこの曲はR&Bあり、ファンク色あり、そしてロック色ありと色んな要素が詰め込まれた、まさに「殿下恐れ入りました」感満載のグルーヴがそこに存在しています。
私の中ではもう好きとか嫌いとかでそういう次元ではなく、頭ひとつ抜けた存在、そんな1曲です。

また殿下はギターも上手く、ローリングストーンズ誌では歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト第1位という名誉(?)まで受けております。
次作アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ(Around The World in a Day)あたりまでが個人的には一番好きでしたが、他にもオススメの曲はたくさんありますのでまたの機会に紹介致します。

殿下、ご冥福をお祈りいたします。

殿下にはギターがよく似合います。
(getty images)

▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬
2017/12/09 追記
▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬

オフィシャルPVが公開されていました。2ヴァージョン。

♪When Doves Cry
♪When Doves Cry(Extended Version)


関連記事

  • ♫パープル・レイン(Purple Rain)
  • 歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト

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    コベイン ♩The Man Who Sold the World / Nirvana  [墓場まで持っていけ!]


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    #36 コベイン

    The Man Who Sold the World - Nirvana

    MTV Unplugged In New York.jpg
    from the album "MTV Unplugged In New York" (1994)


    カート・コバーン(Kurt Cobain)、奴は1967年に生まれた。 ※発音的にはコベインが正解
    偶然にも僕の年齢と同じ。
    他の人がどうか知らないが、同い年の奴にはやっぱり親近感が湧く。

    生まれてから(大体)同じ時間だけこの世に存在してきたというのは、それだけで共感できる物があると思うのは僕だけだろうか。
    同世代だというだけで話が盛り上がったりするのは、相手と共有できる色んな物をいつしか持ち合わせているからじゃないだろうか。

    国は違えど、カートに対しても僕は一方的に身近な存在として捉えていた感があった。
    だが生まれて27年を経過した時点で彼の時間は止まった。
    僕の時間は今もずっと蓄積され続けている。

    Kurt Cobain.jpg
    もう彼の写真やビデオを見ても、「同い年の格好いい奴」と思うより「若いな」と思ってしまう自分がいる。
    そう、僕はオヤジになった。

    奴の遺書にはこんな文言があった。
    "it's better to burn out than to fade away.(錆びつくより今燃え尽きる方がいい)"

    カート、錆びつく人生も捨てたもんじゃないぜ、たぶん・・・

    ♪世界を売った男男(The Man Who Sold the World)

    デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のカバーです。(1970)


    カート・コバーン関連記事

  • 歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト
  • デヴィッド・ボウイ関連記事

  • ♫スターマン(Starman)
  • ♫アンダー・プレッシャー(Under Pressure)

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