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ジュリーの代表曲の器でありながら・・・ ♪ヤマトより愛をこめて / 沢田研二 [墓場まで持っていけ!]
ヤマトより愛をこめて / 沢田研二
今の40代後半から50代前半辺りのオヤジ連中には、ついつい目頭が熱くなってしまうアニメがあります。
70年代後半に社会ブームにまでなった伝説的アニメ
今や社会的地位を築きあげたと言ってもいいアニメというジャンルを超えた存在の「機動戦士ガンダム」から遡ること僅か数年。
ガンダム風に申せば、ファーストヤマトはTVシリーズの再放送で火が付き、あまりの人気のため劇場用に再編集されたものが全国の映画館で公開されました。
小学生・中学生のみならず、大学生や大人を巻き込んだ人気というのもガンダムに通じるものがありました。
当時のアニメで、TVシリーズで放映された物が映画化されるというような事はまずなかったと思います。
(「あしたのジョー」とか該当するかもしれません・・こちらも社会的ブームとなったアニメですから例外です。)
まして新作でも何でもなく、ただ再編集(もちろん新カットなし)の代物です。
それにも関わらず、映画館は毎日長蛇の列でほぼ立ち観状態だと報道されてました。
私も公開後1週間辺りで映画館へ足を運びましたが、座れず最後列の座席の背後にある手すりに掴まりながら観た記憶があります。
当時の映画館は今のように座席指定とかはなく、順番に座って席がなければ立って観るのが普通でした。
子供には辛いんですよね、立って観るのは背の高い大人が邪魔で場所によっては見えないんです。(´Д`。)
<ファーストヤマトの劇場版公開から1年後、新たに劇場版第2弾として製作された「さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たち-」が公開されます。
映画の内容自体に触れるのはまたの機会にしますが、あの頃小学生だった私にはストーリーがあまりにも想定外でした。
しばらく現実の世界に戻ってこれなかった記憶があります。
これまた、人気絶頂期のジュリーこと沢田研二が歌っております。
今のようにアニソンと言われるほどのジャンル確率はまだなく、アニメソングを歌う人はどちらかと言えば地位が低く見られた時代です。
子供ながらに、そういうのってやはり分かりますからね。
そういう時代にジュリーが歌うと分かった時は「ヤマトすげー」と思っものです。
ですが、やはりというか何故というか、この曲を発売した1ヶ月後には、年末の賞取りに向け勝負曲と言われた新曲「LOVE(抱きしめたい)」を早くも発表。
「ヤマトより・・・」は単に映画タイアップ曲だったという位置付けだったのか事務所の方針だったのかどうかは分かりませんが、「やっぱりアニメ・ソングは堂々と歌わないの?」そんな事を考えずには入られませんでした。
テレビでも毎日のようにジュリーを観る事はあっても、このヤマトの曲を歌うジュリーを観た記憶は私はほとんどありません。
ヤマトとジュリーが好きだったので、ジュリーがヤマトを歌わない事で悲しい気持ちになった思い出があります。
ただこれだけは言えます。
「ヤマトより愛をこめて」は、ジュリーの曲の中でも珠玉の名曲です。
もっとちゃんとした扱いがなされていれば、ジュリーの代表曲になっていたでしょう。
私は今でもそう思ってます。
イントロのピアノのメロディを聴くたびに、小学生だった頃の思い出が蘇り涙がこぼれます。
ヤマトか・・何もかも、みな懐かしい・・・
2017/04/13 追記
リメイク版が製作されたようです。
エンディング・テーマは『ヤマトより愛を込めて』です。
一度観てみるかな。
1"02"あたりから曲が始まります。フルコーラス版が欲しいものです。
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