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グレン、お前もかよ・・・ ♩After The Thrill Is Gone / The Eagles [この曲に思いを馳せろ!]


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#44 グレン、お前もかよ・・・

After The Thrill Is Gone / The Eagles

One Of These Nights.jpg
from the album "One Of These Nights" (1975)


また悲しいニュースが私を直撃しました。
つい先日、ブリティッシュ・ロック史の巨星デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が亡くなったばかりだという事はご存知の方も多いと思います。
そしてなんと今度はアメリカン・ロック史に名を刻むモンスター・バンドであるイーグルス(The Eagels)の中心メンバー、グレン・フライ(Glenn Frey)が亡くなったという事です。
なんという事でしょう。
私の中で綺羅星のごとく輝いているロック・スター達が次々とこの世を去っていきます・・・。

どちらかと言いますとアメリカン・ロックに傾倒している私としましては、グレンの死は正直ボウイの時よりもショックが大きいかもしれません。
これで完全にイーグルスというバンドは解散宣言をしようとしまいと、私の中では消滅しました。
ジョン・レノン(John Lennon)のいないビートルズ(The Beatles)のようなものです。

イーグルスを知って35年余り、私の音楽の辞書にはイーグルスしか記載されていない時期がありました。
家の中であろうと、車の中であろうと、外出時バスや電車の中であろうと、またレコード・カセットテープ・MD・CDと媒体が多少変われども中身は全部イーグルスでした。
今はそこまで聴き込む事はありませんが、それでも今だに私の定番ミュージックのひとつです。

::: 1973/03/10 :::
(getty images)

そんなイーグルスの数ある楽曲の中から、盟友ドン・ヘンリー(Don Henley)とデュエットしているナンバー"アフター・ザ・スリル・イズ・ゴーン(After The Thrill Is Gone)"でグレンを偲びたいと思います。
リード・ギターのドン・フェルダー(Don Felder)が奏でる哀しげなメロディも印象的です。
イーグルス・ファンならば周知の事実ですが、この曲が収録されているアルバム"呪われた夜(One Of These Nights)"あたりからメンバー間の確執、権力争い等が表面化していきます。

中後期のイーグルス・サウンドが何故かどこか哀しげに聴き取れるのは、この頃すでにバンドの継続が決して楽しいものでなかったからかもしれません。
この曲も「愛が冷めた男女が惰性で付き合い続ける」事を皮肉って、自分達に置き換えてると言われています。
そしてバンドは疲弊しながらも次作で歴史的名盤を生むことになります・・・。

もう俺のiTunesの楽曲リストにイーグルスの曲が増える事はないんだな・・・。
あと1枚でいいのでイーグルス名義の新譜が聴きたかった。


ドン・ヘンリー
「彼は、僕にとって兄弟のような存在だった。僕らは家族だった。そして、たいていの家族がそうであるように、家庭が崩壊したときもあった。でも、45年前に僕らが築いた絆が断たれたことはない。イーグルスが14年間解散しているときでさえ」
「僕らは、音楽の世界で名を成そうという同じ夢を持ちLAへ旅した2人の若者だった――そして、根気と、音楽への深い愛、ほかの素晴らしいミュージシャンたちやマネージャー、アーヴィン・エイゾフと共に、夢見ていた以上に長く続くことになったものを築き上げた」
「でも、これをスタートしたのはグレンにほかならない。彼はスパークプラグであり、大志を抱いた男だった。ポピュラー・ミュージックに対し百科事典のような広大な知識と、終わりのない勤労意欲を持っていた。愉快で頑固で、気まぐれで寛大で、才能にあふれ意欲的だった。彼は、奥さんと子供をなにより愛していた」
「僕らは全員、ショックで、信じられず、深い悲しみに包まれている。僕らは7月末、2年間におよぶ<ヒストリー・オブ・ザ・イーグルス・ツアー>を成功裏に終えた。そして、彼は逝ってしまった。自分が運命というものを信じているのかわからないが、1970年、グレン・ルイス・フライと出会ったことが僕の人生を永久に変えたのは確かだ。そして、それがたくさんの人々の人生に影響を与えた」
「彼がいない世界で前に進み続けるなんて、とても変な気がする。でも、僕は毎日、彼が僕の人生にいたことを感謝し続ける。安らかに眠れ、僕のブラザー。君はやろうとしていたことをやり遂げた。それ以上に多くのことも」

“He was like a brother to me; we were family, and like most families, there was some dysfunction. But, the bond we forged 45 years ago was never broken, even during the 14 years that the Eagles were dissolved. We were two young men who made the pilgrimage to Los Angeles with the same dream: to make our mark in the music industry — and with perseverance, a deep love of music, our alliance with other great musicians and our manager, Irving Azoff, we built something that has lasted longer than anyone could have dreamed. But, Glenn was the one who started it all. He was the spark plug, the man with the plan. He had an encyclopedic knowledge of popular music and a work ethic that wouldn’t quit. He was funny, bullheaded, mercurial, generous, deeply talented and driven. He loved his wife and kids more than anything. We are all in a state of shock, disbelief and profound sorrow. We brought our two-year “History of the Eagles Tour” to a triumphant close at the end of July and now he is gone. I’m not sure I believe in fate, but I know that crossing paths with Glenn Lewis Frey in 1970 changed my life forever, and it eventually had an impact on the lives of millions of other people all over the planet. It will be very strange going forward in a world without him in it. But, I will be grateful, every day, that he was in my life. Rest in peace, my brother. You did what you set out to do, and then some.”
-Don Henley


J.D. サウザー

「グレン・フライは僕の初めてのソングライティング・パートナーで親友だった」「初めて一緒に過ごした年、いつだってまるで昨日のことのようだ。彼の壮大なジョーク、素晴らしいグルーヴは、いまこの喪失感と悲しみに包まれているときでさえ、僕の中で生き続けている。これから毎日、寂しい思いをするだろう。でも…、彼はいつだってここにいる。そうだよね? いま、これ以上のことは言えない。音楽と愛は不滅だ」

Glenn Frey was my first songwriting partner and best friend when we set out to realize our dreams of making great music in Los Angeles. Our first year together will always seem like yesterday to me. His amazing capacity for the big joke and that brilliant groove that lived inside him are with me, even now, in this loss and sorrow. I will miss him every day but then…he is always here, isn’t he? I can’t say any more than that for now. The music and the love are indestructible.
Rest Quietly Dear Little Brother
You are greatly loved and missed
John David Souther


ご冥福をお祈りいたします。

::: グレン(右から2番目) :::
(getty images)


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  • ♫The One You Love
  • ♫Please Come Home For Christmas / The Eagles

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