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トヨタ・クレスタ ♩You Can Have Me Anytime / Boz Scaggs [この曲に泣け!]
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You Can Have Me Anytime - Boz Scaggs
ミスターAORとでも言いましょうか、ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)から1曲ピックアップしました。
AORとはアダルト・オリエンテッド・ロック(Adult Oriented Rock)の略で、70年代後半から80年代前半にかけて流行した大人のこ洒落たロックみたいなサウンドの事です。
ジャンルという程広い定義でもありませんので、限られた時代の似たサウンド傾向の人たちをこう呼ぶ感じだと思います。
ですが一時代を築いたサウンド・スタイルだけあって、かなりの名盤・名曲が存在してると思います。
話をボズに戻しますが、ボズは私も大好きなアーティストの一人です。
最初に触れたのは、今やスタンダード・ナンバーとなっている"ウィ・アー・オール・アローン(We're All Alone)"の高中正義ヴァージョンです。
(高中正義バージョンはインストですが、必聴です。)
そこからボズの存在を知り、アルバム"シルク・ディグリーズ"(Silk Degrees)"へたどり着き、"ダウン・トゥ・ゼン・レフト(Down Two Then Left)"、"ミドル・マン(Middle Man)"なんかを聴きまくった記憶があります。
当時は高校生くらいだったでしょうか。
今思うとAORというカテゴリーで呼ばれていた人達は、すでに解散していたり以前のようなヒットを飛ばす事もなくなりつつあり陰りをみせていた時期でした。
そんなAOR終焉の時期に、私はボズを始めとしてクリストファー・クロス(Christopher Cross)などAORアーティトを聴きまくってました。
(クリストファー・クロスの記事はこちら)
ボズのキャリアは古くスティーブ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)のデビュー当時にも在籍しており、もともとはブルース・ロックあるいはブルー・アイド・ソウルを主体としていた音作りです。
ですのでキャリアを積んでいく過程の中で音作りが多少変わろうが、やはりどことなくポップすぎない玄人好みのサウンドではないかと私は思います。
バックアップ・メンバーも腕利きのミュージシャン達ばかりで、トト(Toto)のメンツがボズのバックアップ・メンバーだった事は有名な話です。
あとはアルバム"Middle Man"ですと、デヴィッド・フォスター(David Foster)、カルロス・サンタナ(Carlos Santana)、レイ・パーカー・ジュニア(Ray Parker, Jr.)、ビル・チャンプリン(Bill Champlin)など、ゲストも豪華メンバーです。
今日はそんな中から、アルバム"ミドル・マン(Middle Man)"収録のボズ代表曲のひとつを紹介します。
"トワイライト・ハイウェイ(You Can Have Me Anytime)"で、初代トヨタ・クレスタのCMでも流れていました。
おじさん連中なら、メロディに記憶があるのではないでしょうか。
あの時代にタイム・スリップしてみては?
こういう飾り気のないPVがまた良いですね。
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