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産業ロックだと?それがどうした。 ♪Still They Ride / Journey [この曲に思いを馳せろ!]
Still They Ride / Journey
80年代の洋楽ロックを聴く人なら「産業ロック」という言葉を耳にした(目にした)事があると思います。
「産業ロック」または「商業ロック」と呼ばれますが、万人受けするサウンド作りを主体としたロック・サウンドの事です。
主に80年代に活躍した一部のロック・バンドを指す事が多いですが、売れるために「レコード会社の言いなり」とかひどい言われようなアーティストもいます。
商業的には成功を収めましたが、当時は別として今では彼らの評価は決して高くありません。
そんな「産業ロック」と揶揄される代表格がジャーニー(Journey)です。
80年代を青春ど真ん中で駆け抜けた私としましては、正直悲しいです。
自分の過去まで否定されているような感覚に陥ります。
確かにロックに関して言うと70年代までのような芸術的で崇高(言い過ぎかな)な曲というものは、影を潜めたかもしれません。
俗に名曲と呼ばれる曲も大半が70年代までのような気がしなくもないです。
80年代のロックは、全体的にはポップで万人受けする曲が多いイメージも確かにあります。
(これは比較的今でも言えることのような気がしますが・・・)
今日はそんなすっかり低評価の烙印を押された感のあるジャーニーから、81年発表のアルバム"Escape(エスケイプ)"収録の"Still They Ride(時の流れに)"です。
A面のラストを飾る叙情的なバラードで、同アルバムからなんと5枚目のシングルとしてカットされており、スティーブ・ペリー(Steve Perry)のボーカルが冴え、ニール・ショーン(Neal Schon)の間奏ソロが胸を焦がします。
ハスキーで艶のある声を聴かせてくれるスティーブ・ペリーは当時ロック・ボーカリストとして評価が高く、この頃から数年間が彼のキャリアの中でも絶頂期ではなかったかと思います。
アルバム"Escape"は全世界で1000万枚以上の売り上げを記録している80年代切っての名盤モンスター・アルバムです。
そんなアルバムを世に送り出したバンドにしては、現在の評価が微妙です。
1000万枚も売るアルバムなんて狙って作れるものでは決してないんですけどね・・・。
私はこの"Still They Ride"が同アルバム収録曲の中で一番好きで、35年経った今でもたまに聴きますが、全く飽きません。
製作時、ジャーニーのメンバーが万人受けを狙って作ったのかどうかは知りませんが、良いものは良いと素直に思う事にしてます。
この曲を聴きながら当時を想うと泣けてきます・・。
音楽は好きか嫌いかだけでいいのに。
::: この曲も良い曲です。ジャーニーの中では五本の指に入る名バラードな訳で。 :::
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